大学院出願先とその結果,そして出願で大切なこと
僕が出願書類を出した経研とその結果は以下の通りです.
東京大学:筆記落ち
神戸大学:合格
大阪大学:英語スコア不着により受験資格なし
この3校のうち,どこかに入れればと思っていました.一応保険として,自分が学部で通っている大学も受け,合格をもらっていました.結果的には神戸大から合格をもらえたので,よかったです.
出願の際に何より気をつけてほしいのが,英語のスコアです.僕はこれで泣きました.
東大に限らず,京大や一橋もTOEFLしか受け付けていませんので,TOEFLを受けて提出する方が多いかと思います.僕は英語が苦手でしたし,他の試験対策する余裕もなかったのでTOEFLのみ受けていました.
要注意なのは,TOEFLスコアの提出方法が大学によって違うことです.
僕の場合,東大と神戸大は出願書類に「TOEFLのスコアがわかるもの」,つまり,TOEFLのマイページから印刷したスコアなどを添付し,それと同時にETSにOfficial Score Reportを各研究科に送付依頼するというものでした.Official Score Reportの到着期限は,東大はなし(HPのQ&Aに試験前後に届くようにとは書いてある),神戸大は試験1週間前(8月半ば)までとのことでした.
一方阪大はTOEFLを英語スコアとして提出する場合,出願書類にスコア添付はせず,Official Score Reportが出願期限日の1週間後(7月半ば)に研究科に届くように送付依頼をする必要がありました.
僕は自分の手元に届く「Examinee Score Report」こそが「Official Score Report」だと信じて疑わぬ愚か者でした.手元に届いているレポートが「Official Score Report」ではないと気付いた時にはすでに7月に入っていました.
Official Score Reportは送付依頼をしてアメリカから直送されてくるものなので,出願先に届くまでとっても時間がかります.公式サイトによると,到着には4~6週間必要とのこと.奇跡を信じて送付依頼をしましたが,後日阪大から送られてきたのは受験票ではなく僕の出した出願書類一式でした.(受験料は後日返還されるとのこと.)
アメリカからの直送に4~6週間必要ということを考えると,阪大を確実に受けるには,6月頭に募集要項が出たタイミングとほぼ同時に,ETSに阪大へとOfficial Score Reportの送信依頼を出す必要があります.かなりシビアです.募集要項出たらそれしばらく読んでみてからTOEFL出そうかな~って感じの人は注意してください.出願の際,TOEFLのOfficial Score Reportを要求するところは阪大だけではありません.くれぐれも必着期日にお気をつけを.
後にも先にもこんなヘマをするのは僕だけかもしれませんが.
(ちなみに阪大についてですが,TOEICスコア利用なら手元の原本提出で良いはずです.他にもTOEICが利用できる経研はありますので,余裕がある方は受けておくと良いかもしれません.)